生成AI

Midjourneyパラメータ指示の使い方|初心者でも30分でマスターできる!

こんにちは!

みなさん、Midjourneyのパラメータってご存知でしょうか?

パラメータを使用することで、Midjourneyで描きたい画像の幅が広がり、

生成技術は格段に上がります!

例えば、この微笑んでいる女子高生を同じキャラクターで

ウィンクさせてみたり、背景を教室に変えてみたりできます。

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このようにパラメータを使用することで、自由自在に表情やポーズ、

背景を変化させることができます。

パラメータを使用していないのは勿体無いので、

ぜひ使えるようになって欲しいです。

使い方としては、プロンプトの最後に追加するパラメータを組み合わせると、

より作り出したい画像に近づけて生成することができます。

複雑な技術や知識がなくても、シンプルな指示で

簡単にアート作品が作れるようになります。

これを活用すると、趣味や仕事に活かせる

プロフェッショナルな作品を作り出すことができる

ようになります。

Midjourneyをまだ使ったことのない方には

先にこちらを参照して練習してみて下さい。

この記事はこんな人におすすめ

✅Midjourneyのパラメータってなんだろう?

✅【初心者向け】指示の出し方、使い方
〜実写を通して学ぶ方法〜
(描きたい画像を生成できるパラメータの使い方)

✅ミッドジャーニーの使い方を知って、仕事や趣味に繋げたい

もし、新しい趣味や仕事に繋げたいと考えているなら、

AIを使って創造的な作品を作り出す楽しみを見つけてみませんか。

この記事が素敵な第一歩につながるよう、これから解説していきます。

Midjourneyのパラメータとは?

パラメータとは画像の生成方法を変更することです。

Midjourneyで基本的な画像が生成できるようになったら、

指示したプロンプトに追加して、より豊かなバージョンの

画像を生成してみましょう!

(写真を入れる)

写真のようにパラメータとは、

描きたい描写のプロンプトの末尾に追加で設定するものです。

基本パラメーターの種類

 

パラメータリスト

中には言葉を短縮しても使用できるパラメータもあります。

パラメータ 説明
-aspect
-ar
-ar2:3
縦2:横3
(縦長の画像になる)
生成する画像の縦横比
(アスペクト比=○:○)を
調整できます
-no -no flowers
で、画像から
花を削除できる
ネガティブプロンプトです。
画像に入れたくないものを指定するときに使う
–cref URL webアドレス(URL)と繋げて同じキャラクターで別のイメージを生成できる 同じキャラクターで別のイメージを作成できます。(歩いているとか飛んでいるなど)
-sref URL 画像のスタイルのみを固定するためのパラメータ
-iw <0-2> プロンプトに対してURLの画像をどれくらい重視するかを設定するときに使う
-chaos
<number 0-100>
結果の多様性を変更します。
値が大:予期しない画像が生成され
小:細かい違いが出てくる
-style random ランダム 画像のスタイルをランダムで作成する
数字を最後につけるとその数だけ生成される
-stayle expressive –s 0 ~ –s1000まで指定すると画風を変えられる 西洋風に近いスタイリッシュな感じにしたり、大人びた感じにすることができる
–style cute  /settingsコマンド入力ご、style cuteを選択して常にonの状態にします
又は、文末に
style cuteと入力
常にキュートなスタイルにできる
niji.journey v5で使用すると画像が可愛らしくできます
-r  <1-40> repeatrです 1つのプロンプトから何回も画像を作成します。
-stop
<integer between 10-100>-stop
-stop50
なら50%の出来映えを状態を出力
(100が完全に生成できた状態を表す)数を指定すると生成画像の途中を出力できる。
-seed+好きな番号
<integer between
0-4294967295>
シード番号(好きな番号つけて)を指定することができる
(具体例参照)
-q <.25 or .5 or 1> 選べるのは
(2.5)(.5)(1)の
3選択
品質の良い画像を作るためのデータ処理に費やす時間の値
(1が大きい:質の高い画像)解像度、色の正確さ、影の表現、質感、反射や屈折の表現など、リアルな見た目や臨場感、没入感を高める
-s<number>
-stylize
0が芸術性一番高く〜
1000が一番低い
Midjourneyの元々の(初期の)美的
スタイルがどの程度強く働くかを表す
-tile つなぎ目のないパターンを作成するためのタイル(覆うもの)
-turbo 現在の設定を上書きして、ターボモードを使用し、単一のジョブを実行する
-fast 現在の設定を上書きして、高速モードで単一のジョブを実行する
-relax 現在の設定を上書きして、リラックスモードを使用してジョブを実行します
-video 絵文字が反応するとビデオがダイレクトメッセージに送信される 生成中のシンコ状況ビデオを保存します
-w
<number 0-3000>
画像の奇妙さを操作できる
数字を入れないとランダムになる

 

モデルバージョンパラメータ

使用するAIモデルを指定できるんです。

Midjourneyは新しいモデルのバージョンを定期的にリリースしているので、

基本的には新しいモデルの方が優れているので、使用すると

より優れた画像を生成することができます。

-niji <4,or5> Nijiジャーニー アニメ調のイメージにこだわったモデル
-v
<1,2,3,4,5.0

5.1,5.2,or6>
通常の
ミッドジャーニー
バージョンはアップデートで増えていく

 

パラメータの設定方法

ではパラメーターの設定方法をお伝えします。

まず、Chat GPT3.5に描きたいプロンプト(指示分)を作成します。

/imagineの後にイメージのプロンプトをコピペして添付。

その後ろにパラメータを置きます。

今回のイメージは

「黄色とピンクの花を思わせる色合いに彩られた柔らかいドーナツは、口の中で溶けるような輝きを放ち、豊かなチョコレートでたっぷりとコーティングされています。そのシーンには、清楚で可愛らしい日本の女の子が、カジュアルな白い服を着てドーナツを持ち、美味しそうな表情で微笑んでいます。」

 

今回は変化がわかりやすいようにパラメータを「-chaos」(カオス)を
レベル30に指定してみました。このように設定して画像を生成します。

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なるほど、ちょっとずつ違いますね。

カオスなテイストも表現されています。

確かに、「-chaos(カオス)」は30%変化を加えた4種類の画像が生成できました。

では実際にパラメータの種類に沿ってイメージを生成して行きます。

パラメータを使った具体例

パラメータを使いこなすことで、画像生成初心者から脱することができます!

ではどのように画像が変化するのか、実践しながら説明して行きます。

※パラメータは短縮して入力ができます。

※また設定しておくことも可能です。

-aspect 又は -arアスペクト比】画像の縦と横の比率

 

今回はわかりやすくするため、アスペクト比を9:16で設定してみました。

分かりやすい絵が良いと思い適当に、お花、ドーナツ、可愛い女の子で

プロンプトを作成してみたので、不思議な絵ですが、全ての要素を取り入れて、

画像生成できています。

 

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縦長の画像ができました。

–no 【画像から削除したいものを指示できる】

 

 

プロンプト=「ドーナツ、はな、笑顔の日本の女の子」で生成してみました。

 

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着物をなくしてもらう指示をつけて生成してみました。

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分かりづらいですが、確かに着物姿はなくなりました。

 

–cref URL 【画像に登場させる人物を固定できる】

 

プロンプト内でイメージをキャラクター参照として使用し、

様々な状況でキャラクのイメージを作成します。

プロンプトに文字参照を追加するには、画像がオンラインで保存されている

webアドレス(URL)を指定した–crefパラメータを使用する。

 

このパラメータは、使用時のポイントがあります

⚠️1人のキャラクターを生成した場合に最適な機能です

⚠️リアルな人間の写真に対しては上手に動作しません。
(絵や、キャラクターなどを使うのがお勧めです)

⚠️特定のロゴや、顔の特徴は模範されにくい。

⚠️ミッドジャーニーとnijiバージョン6では
-sref【画像のスタイルのみを固定するパラメータ】と一緒に使えます。

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綺麗に生成できなかったので、niji6も指示を追加してみました。

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頭のお花がついていて、服装もビジネスウーマンぽくないけど、

顔は同じようなテイストで固定されているようです。

–sref URL 【スタイルリファレンス:参照】スタイルを固定して生成

スタイルを参照するという意味になります。

イラストのリンク=URLをつけることができるんです。

まずは、リンクのイラストを参照して、

固定のイラストのスタイルを変えて生成することができます。

イラストは外部から持ってきたイラストでもなんでも使用可能。

プロンプトは

doughnut girl –srefの後に画像をそのままコピーして

貼り付けます

ドーナツ、花、女の子のこの絵を使って、このイラストをコピペしてURLを貼り付けます。

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確かに画像のスタイルを固定して再現されています。

-iw <0-2> 両方の画像の要素を取り入れて生成できる

画像をURLなどで使用する際に、プロンプトをどれくらい重要視するのかという設定です。

イメージプロンプトの重みを変更するパラメータです。

–iw1は画像生成の比率が50%:50%になります。

⚠️–vや–nijiでは使用できません。

/imagine prompt:画像アドレス –iw 1

 

 ①イメージ               ②イメージ

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どちらかというと、①イメージの方が強く出ている感じがありますが、

両方の要素を取り入れて生成されています。

 

–seed <integer between数字-数字>画像を統一させて別バージョンを生成

このseed番号を付けることで、似たような画像を繰り返し生成することができます。

seed+番号をつけないと、生成し直す時に、違う画像をランダムに生成していくので、

seed+番号(適当につける)を使うことで同じようなタッチの画像を統一させたままで

バリエーションを変えて生成できる。

 

/image prompt –seed 適当な番号

この画像のプロンプトを使ってseed+番号(好きな番号)を付けて生成してみます。

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確かに似たようなタッチの画像で生成できました。

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次に生成した画像をジャンプを取り入れた画像にしてみます

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それぞれなんとなく元の画像の女の子の要素を取り入れているような感じです。

このまま生成し直しを繰り返すことで、最適な画像が出てくるかもしれません。

 

-q <.2.5 or .5 or 1> クオリティの調整

クオリティのパラメータです。

画像のクオリティのパラメータを下げることで、

GPUのプランによって、制限があるので、GPUの消費を減らすことができます。

(1の値がデフォルトになります)

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クオリティ0.5に下げてみました。

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こちらはクオリティを0.25に下げてみました

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それぞれを比べてみると、イラストの出来映えも低い感じですが、

質や素材のクオリティが下がっていて、背景もおしゃれな場所ではなくなってますね。

–s <number> プロンプトの設定から芸術性を調整できる

–s(stylize)+数字 (芸術性低い)〜1000(芸術性高い)

Midjourneyのデフォルトの美的スタイルがジョブにどの程度強く働くかを調整する。

このお絵かき風の画像を使って作成していきます。

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–s 0 バージョンです

絵の芸術性は下がりました。

続いて1000バージョンにしてみます。

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–s 1000 バージョン

絵の芸術性は上がってますね!

このように活用して行きます。

–tile 壁紙のようなに同じ絵を繰り返し使って描くイラストを作成

 

こちらの1匹の猫が写っているものを、1枚に同じ絵を繰り返し描けるかやってみます。

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seed番号を付けて、–tileを付けてみました。

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このように4枚とも連続して1枚の絵に、繰り返し同じような猫を作成してくれました。

 

-turbo ,-fast, -relax モード (生成速度について)

-turbo, -fast, -relaxというものがあります。

イラストの作成時間の調整のことです。

モードによって使用できるGPUの時間が決まっています。

-relax(一番ゆっくり生成)=Basicプランは使えない。fastモードになる
-fast(-relaxモードよりも速く生成)=relaxは無制限
-turbo(-fastモードよりも速い生成)=relaxは無制限

 

 

–video

 

–videoと打つとちょっとした短い動画になります。

/puromptのところにプロンプトを打った後に–video

出来上がった画像に、手紙を送ります


Midjourneyからダイレクトメールが届くので、それを確認すると、


(青の文字の部分)リンクが届いているので、リンクをクリックします。

Discordを退出と出るので、サイトを見るをクリックすると

イラストが出来上がる過程の画像が流れるようになります。

このように画像を作る過程が流れてmovieとして流れます。

–w (–weird ウィアード) <number 0~3000>

 

画像の奇妙さを操作できます。

weirdとは変なとか奇妙という意味になり、画像を変な奇妙な感じに生成します。

Midjourneyでは作ってくれないような画像を描いてくれます。

数字を入れなかったら、ランダムになります。

数字が高い方がより奇妙になって行きます。

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–w 0の場合

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–w 1000の場合

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–w3000の場合

奇妙というよりは、リアルさが増した感じがしますね。

まとめ

使ってみたいパラメータはありましたか?

パラメータはまだまだありますが、

パラメータを使用することで、細かな調整を行うことができ

画像のバリエーションが劇的に増えます。

特に代表的なのは、–seed値を把握しておくと、

キャラクターを固定して似た雰囲気の画像を再度パターンを変えて生成できるので、

把握しておくと、趣味やお仕事にして行きたい方にも役立ちます。

細かい設定を学ぶと表現力の幅を広げることができで、生成を楽しむことができます。

パラメータを使えるようになって、よりクリエイティブな場を

広げてみてはいかがでしょうか。